昔の写真を見ると泣けてくる。 ちゃんと生活していたな。 あの場所へ戻りたい。 何気ない平凡な毎日が自分には似合っていたのさ。 仕事に行く、帰る、適当に食事をする、アプリをやる。

悪い夢なら覚めてほしい。 しかし、どうも現実のようだ。 悶絶する。 なんであんなことをしてしまったのか。 どうにもならない。

このままではいけない→何か行動にうつさなければ→やる気が出ない→怖い→ダメだ

引きこもりになってしまった。 数ヶ月前まで普通に働いていたのに。 食欲ない、体重減った、眠れない、やる気が出ない。 もうダメだな。

痩せてしまってから体重が元に戻らない。 骨が出っ張ってしまった。痛いな。 好きな物を買う生活がもうできない。 慣れてしまった生活を捨てるのは耐え難い。 戻りたい。あの場所へ。

引きこもっている。 数ヶ月前までは考えられないことだ。 引き止めて欲しかった。 自分の暴走を。 弱い、人に頼っている。 このような人間だから現状を打開できない。 仕事に行きながら微妙なバランスを保っていたのだ。 バランスを保つものがない。

朝晩はめつきり涼しくなった。 寒い。 時だけが過ぎていく。 何も変わらない。 繰り返しおとずれる後悔の念。 平凡な毎日を過ごしていればよかったのさ。 平常心でいられなかった。

全てを失った。 地位、金、希望、未来、ペット、、、、 これから得るものはない。

暗く何もないトンネル。 入ってしまった。 引き返すことはできない。 進めども進めども出口は見つからない。 出口は自分自身の力で見つけなければならないのだろう。 しかし、そのような力はない。 ダメだな。

散歩をしてみる。 目的地は特にない。 日光を浴びないと体にも悪いだろう。 体を疲れさせないと眠れない。 それにしても朝早く目覚める。

人を嫌いながら人を頼ってきた。 自分一人では何もできない人間だ。 この状況を打開するためには。 自分自身だろう。 また、人を頼ろうとしている。

いつまでこの生活を続けようというのか。 もやもや、スッキリしない。 自分がすべきことは何なのか。 結局、何も考えずに生きてきたからか。 勇気が出ない。 お尻に火がついている状況なのに。

何もしていない。 排泄物製造マシーンとなった。